まず最初に押さえておきたいセルフケア法
セルフケアと聞くとどんな事を思い浮かべますか?
健康のため美容のために、例えば、体操やストレッチ、食事、マッサージ…
いろいろあってどれも多くは正解だと思っています。
けど、時に『これはしてはいけない』『◯◯を食べてしまった…』『◯◯できなかった…』
だからダメ…
みたいなループにかかる方がいます。
それって本当にセルフケアになっているかな??
今日はそんな方へ1番最初に押さえておきたいセルフケア法をお伝えします。
心身一如(しんしんいちにょ)
この心身一如(しんしんいちにょ)という言葉。
これは東洋医学でも使われる言葉の1つですが、心と身体は繋がっているよ。一緒だよ。という考え方です。
身体にいい事をすると心にもいい影響が。
心にいい事をすると身体にもいい影響が。
逆に…
身体によくない事をすると心にもよくない影響が。
心によくない事をすると身体にもよくない影響が。
こうなりますよーとそんな考え方です。
『いい事』ってどんなこと?
いい!と言われていたり流行っている健康法でも美容法でも100人中100人がいいものとは限りません。
例えば、完全栄養食と言われている卵。
多くの方には美味しいし安いし調理法もたくさんあるし、その上栄養もあってとてもいい食材。
だけど、卵アレルギーの方にとっては場合によっては命取りになる事もあるわけです。
それと同じで、いいもの、好きなもの、合うもの…何でもかんでも一人一人違います。
これって当たり前の事のようで実は忘れがちな事。
東洋医学もそういう考え方なのです。
何事も全体のバランスをみて、今のこの人に何が必要なのかな?合うのかな?と診ます。
診るのは今目の前にいる“この人”
例えば漢方もそう。
同じ病気でも一人一人出される漢方が違ったり、逆に違う病気でも同じ漢方が出されたり。
診るのは病気(も診ますが)より今“この人”が今どんなバランスなのか。
そういうのを大切にします。
じゃあ『いい事』って何?
『いい事』というのは、もっともっと突き詰めると『喜ぶ事』だと思っています。
健康のため美容のため何かを取り入れたり頑張ってみるのはいいと思います。
それが楽しいとかワクワクしているなら。
けれど、『◯◯しなければ』『◯◯できなかった』
こうなると心はどうですか?
楽しいとかワクワクしてますか?
この楽しいとかワクワクとかウキウキすること。
それが『喜ぶ事』に当てはまる1つだと思います。
その『喜ぶ事』は、一人一人もちろん違うし、同じ人でも今日と明日、明日と1年後は違うわけです。
環境も状況も違うから。
『喜ぶ事』
普段から感じ取っていますか?
考えただけでワクワクすること。
ふわっと心が緩むこ。
理由は置いておいてただただ楽しいと思えること。
これらは、普段からいかに自分に目を向けてるかでキャッチできるんじゃないかな?と思います。
例えば、甘いもの。
甘いものは美容や健康の世界では多くはダメなイメージがあります。
だけど、たまにの甘いものは多くの方は心がウキウキすると思います。
だったらそれは概ね正解。
心がウキウキすれば身体もウキウキするから。
甘いものの身体への負担 < 心のウキウキ
ウキウキの勝ちーみたいなそんな感じ。
これだと心と身体は一緒(心身一如)なので身体もウキウキ喜びます。
だけど、甘いものばかり食べ続けるとどうなるか。
(普段から運動してないと特に)身体がだらしなくなってきます。
そうすると、気付いたら心もダラダラしてきて多くの方はウキウキはしなくなるのではないかなと思います。
これだと甘いものは今は違うかな。
そんな感じ。
まとめ
健康にいいと言われている事、美容にいいと言われている事。
今私はウキウキしてるかな?
何気なく過ごしてる毎日だけど、楽しいかな?気持ちは穏やかかな?
時には自分軸で自分に問いかけてみてください。
逆に普段から『喜ぶ事』を知っていたら無敵だと思います。
あなたがウキウキすること、心がふわっと緩むことはなんですか?
日々過ごす中でどうしても気分が上がらない事や体調がイマイチな事もあります。
そんな時は流行っているもの、いいと言われている事の前に自分が『喜ぶ事』を。
お風呂に入るとか大声で歌うとか温かい飲み物をゆっくり飲むとかアロマとか好きな香りを嗅ぐとか…
できるだけいつでも簡単にできる事を見つけておくのが、まず何よりも押さえておきたいセルフケア法だと思います。