はじめの一歩をふみ出す！東洋医学で季節を味方にする方法。
何か新しい事をしたい。
生活に変化が欲しい。
自分を変えたい。
そんな事を思う時ってありませんか？
でもなかなかはじめの一歩が踏み出せなかったり、勇気が出なかったり。
そんな時は東洋医学の考えの力を借りてみるのもいいかもしれません。
特に春夏はそんな一歩を後押ししてくれます。
今日はそんなお話です。
陰陽とは？
東洋医学では、対立するものを陰と陽の２つの要素に分類します。
これを陰陽と言います。
陽のグループ：活動的なイメージ
陰のグループ：静かなイメージ
五行(ごぎょう)とは？
東洋医学で分けるものは、陰と陽の２つだけではありません。
陰と陽で分けきれない物事を木、火、土、金、水の5つの要素にも分類します。
これを五行(ごぎょう)といいます。
例えば、季節。
春、夏、秋、冬、土用の5つ。
例えば、味。
酸味、苦味、甘味、辛味、塩辛い味の5つ。
例えば、感情。
怒り、喜び（笑い）、思い、悲しみ（憂い）、恐れ（驚き）の5つ。
例えば、能力というか働きというか役割みたいなもの。
生、長、化、収、蔵の5つ。
他にも、色や方角、臭いなどなどたくさんのものを5つのグループに分けています。
もっともっと知りたい方は"五行色体表(ごぎょうしきたいひょう)"って検索してみてね。
今回注目したいところだけまとめます。
木のグループ：春、生、怒
火のグループ：夏、長、喜
土のグループ：土用、化、思
金のグループ：秋、収、悲
水のグループ：冬、蔵、驚
春にはじめの一歩
春のキーワードの１つは『生』
『生』は、字のとおり生まれる、生み出される。
植物で言うと芽が出ること。
そして春は陽の気が増えていく頃。
陽の気は活動的な気。
外へ外へと向かう気。
活発な外向きのエネルギーで芽吹いていく。
それが春です。
自然の変化に合わせていく。
それが東洋医学では健やかでいられるコツの１つとしています。
春は、外に意識を向けて何か新しいことを生み出すのにいい季節だということ。
新しい縁や場所と出逢うのもいいですね。
春の流れはあなたの一歩を後押ししてくれています☆
夏のはじめの一歩
夏は1年の中でも陽の気が1番活発になる季節。
そんな夏のキーワードの１つは『喜』
喜びの感情と仲良しの季節です。
夏は、したい！楽しそう！面白そう！ワクワク〜！
そんな自分の心が喜んでいる事を思い切りやるのがいい季節だということ。
いろいろ考えるより、パッと浮かんだ楽しそうな事に向かってまず動いてみる。
頭より身体を動かす時期。
行動してみるといい時期。
それが夏の流れ。
それが自然に合っているという事なのです。
自分を変えたいとき
時間配分を変える。
付き合う人を変える。
住む場所を変える。
そんな事を聞いたことがあります。
それは言い換えると、いくら一生懸命考えても考えただけでは変わらないよという事なんだなって思います。
忙しいから。
子供が小さいから。
お金がないから。
行動しにくい理由はたくさんあるかもしれません。
でもきっと同じくらいできる理由はあるんじゃないかなって思います。
健康な身体がある。
家族がいる。
仲間がいる。
帰る場所がある。
何よりなんだかワクワクする。
季節を味方に
はじめの一歩を踏むのって1番大変で勇気がいることかもしれません。
でも春や夏は特に、そのはじめの一歩を踏むのには向いている季節です。
東洋医学的にはね。
陽の気、生みだされる季節。
陽の気、喜び、笑いに満ちた季節。
そんなのこじつけ？
こじつけって思えば、やらない理由に。
そうなんだって思えば、できる理由に。
季節が私たちを応援してくれてる。
私はそう思います。
まとめ
今まで考えるだけで終わってしまっていた事。
いまいち勇気が出なくて諦めてた事。
やらない理由を並べてやめてた事。
ずーっとモヤモヤ迷っていた事。
でも…という想いは今は横に置いておいて。
今がチャンスと思ってエイッとやってみる。
できる理由を探してみる。
自然の力にはかないません。
だったら季節を味方につけて、季節を楽しんで自分を楽しむ。
なんだかやってみるか！って気になってきませんか？
