薬剤師&鍼灸師がコーディネートする“なりたい私”の基礎作り

東洋医学の視点から薬剤師&鍼灸師が毎日を快適に過ごすちょっとしたセルフケア法をお伝えしています。

【足のむくみ】鍼灸師おすすめ!むくみのツボをご紹介

夕方には脚がパンパン。

靴下の跡がなかなか消えない。

 

むくみはどうしたらいいの?

鍼灸院に来られる方の中にもむくみが気になる方が多くおられます。

今回はそんなむくみケアのお話です。

 

むくみの原因は?

運動不足水分と塩分の取り過ぎストレスなどむくみの原因は様々。

ですが、その中に必ずといっていいほど冷えが隠れています。

 

冷え→巡りが悪くなる→老廃物や余分な水分が流れない→むくみ

こんな流れです。

 

なので…

むくみケア=冷え対策

まずはここを意識しましょう。

冷えは本当に万病のもとですね。

何でも繋がっていってしまいます。

冷えについては小寒とは?東洋医学的な小寒の過ごし方 - 薬剤師&鍼灸師がコーディネートする“なりたい私”の基礎作りの冷え対策のところを参考にしてみてください。

 

ストレスがあるかも?

 冷え対策と合わせてケアするといいと思います。

 

ツボでむくみケア

次の日スッキリ迎えるためにも1日の終わりにツボでケアするのはおすすめです。

ツボ押しにおすすめなもの

指でグッと押すのもいいですが、よくむくむ方やむくみがひどい日はお灸や刺さない鍼をするのもいいと思います。

 

お灸 

お灸は温めるので冷えにも効果が期待できます。

個人的にはむくみにはお灸は結構いいです。

このお灸は煙が出ないタイプなので、臭いもつきにくくて扱いやすいです。

お灸について詳しく知りたい方は

【お灸】種類は?効果とは?ツボはどこ?それぞれご紹介 - 薬剤師&鍼灸師がコーディネートする“なりたい私”の基礎作り

 

マグレイン

刺さない鍼は貼りっぱなしにできるので、常に弱めの刺激をツボに与えることができます。

貼るだけなので時間がない時にもいいですよ。

刺さない鍼をもう少し詳しく知りたい方は【自宅でほうれい線ケア】鍼灸師がおすすめする方法をご紹介 - 薬剤師&鍼灸師がコーディネートする“なりたい私”の基礎作りの後半あたりに詳しく書いてます。

 

状況によって選んでみてください。

 

では、ここからむくみにおすすめなツボをご紹介します。

 

むくみにおすすめなツボの場所

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太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指の骨が合わさるあたりのくぼみ。

イライラタイプのストレス対策にもよく使われるツボです。

 

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしの指4本上の骨のきわ。

何度も出てきてますが、女性におすすめの代表格。

女性は“血”に影響されやすいので、血行不良が起こりやすいのです。

血行不良→冷える→むくみ

このループ。

三陰交は血の巡りをよくします。

 

豊隆(ほうりゅう)

ひざと足首の真ん中、すねの少し外側あたり。

むくみの代表的なツボなのでここはマストです。

 

足三里(あしさんり)

膝のお皿の下からすねの外側に沿って指4本下がったあたり。

胃腸を整えるツボでもあるけどとにかく万能ツボ。

食事が不規則だったり、つい塩分が多めなのを摂りすぎていたりする方にもおすすめ。

胃腸を整えれば偏った食事も抑えられると思います。

 

下腹部

  • とにかく冷えている
  • 足先だけでなくお尻から冷たい

そんな方は中心部を温めてそれからむくみケアをしましょう。

下腹部を温めるのに便利なのはこれ。

レンジで温めるだけで使えて繰り返し使えます。

じわっと中心から温まって本当に気持ちいい。

美容鍼のお客さまにやっているのはこれです!

日中はカイロや腹巻きをうまく利用するのもありですね。

 

セルフマッサージ

お風呂やお仕事の合間にはセルフマッサージもおすすめ。

マッサージオイルがあると、より効果を早めたりすべりが良くなってやりやすいですが、なくてもいいです。

こまめにケアする癖付けのためのも手軽さ第一です。

 

1 足首をゆっくり大きめにまわす
※手で補助してあげるとより大きくまわせます。
 
2 ひざ下を手で雑巾絞りする
 
3 ひざ上をタオルなどで摩擦する

※服の上からならタオルなしで手首の付け根あたりでさすってください

 

まとめ

むくみのポイントはまず冷え対策。

それからツボやマッサージでむくみのケアを。

普段から気になる方は是非参考にしてみてくださいね。

 

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