夏至とは?いつ?夏至の養生法
2020年6月21日は夏至。
暑さのピークは1ヶ月ほど先ですが、1年で1番昼間の時間が長くなるときです。
陽の気も夏至でピークを迎えます。
今日は夏至の頃の養生についてご紹介します。
夏至とは
陽熱至極しまた、日の長さのいたりなるを以て也 (暦便覧)
昼間の時間、陽気がピークを迎える頃。
夏至を境に陰の気が少しずつまた入り込んできます。
夏至は
- 2020年6月21日
- 2020年6月21日〜2020年7月6日
日と期間両方を指します。
夏至の頃の養生
振り返り
陽の気がピークになる夏至は、一つの節目のような気もします。
6月30日あたりは神社で夏越の大祓があったりと、この半年間の穢れを祓ったり無事に過ごせたことに感謝をする機会が持てます。
それと同時にこの半年間を振り返ってみるいい機会でもあります。
深く振り返る必要はありませんが、例えば新年にかかげた目標はどのくらい達成したかな?とか振り返ってみる。
意外と忘れていた事が思い出されてまたやる気が出てきたりしますよ。
外と身体のバランス
まだまだ梅雨時であまり感じられないかもしれませんが、自然界の陽の気はとても強くなっています。
そんな外の陽の気と身体の陽の気のバランスがうまくいかないと、不安感に襲われたり考え事が巡りすぎて眠れないなんてことが起こりやすくなるかもしれません。
そんなときは思い切って気持ちを振り切ってみるといいです。
夏は「火」の季節。
周りの目や心配事はひとまず置いておいて、やりたい事に情熱を向けて意欲的に取り組むのに向いている時期です。
夏を楽しみましょう。
とはいえ、情熱を燃やしすぎると夏バテを引きおこしかねません。
そうならないように夏野菜、苦味のもの、スイカとか瓜科のものを意識的に摂って、水分を巡らせて熱をさましてあげることも大切です。
陰を迎える準備
夏至に陽の気がピークになります。
「陽極まれば陰となる」
これは陰陽転化ともいいって流れが180°変わることになります。
流れが真逆になるので、体調も崩しやすくなります。
まだまだ陽の気は強いので、基本的には活動的に外へ外へ気持ちを向けていけばいい時期です。
が、夜5分だけでもいいので陰の気を迎え入れる時間を作ってみるといいと思います。
陰のイメージは、静、暗、リラックスなど。
具体的には、深呼吸、ゆったりとしたストレッチ、瞑想、キャンドルを灯してみる、アロマを炊く…
穏やかな静かな時間で心と身体をリラックスさせてあげましょう。
まとめ
陽の気が1番強い夏至。
ですが、暑さはまだまだこれから厳しくなります。
体調を崩さないように毎日少しだけでも意識してケアできるといいですね。